肥前名護屋 煌めく -豊臣秀吉と桃山文化-
「黄金の茶室」復元記念 特別企画展
肥前名護屋 煌めく
-豊臣秀吉と桃山文化-
織田信長、豊臣秀吉による国内統一が進んだ16世紀後半、それまでの伝統的な枠組みにとらわれない自由で荘厳華麗な桃山文化が花開きました。
国内統一を果たし天下人となった秀吉が文禄・慶長の役の拠点として築いた名護屋城には金箔瓦で飾られた天守がそびえ、城内は狩野派や長谷川派が描いた障壁画で彩られたと伝わります。
また、秀吉や大名たちによって能や茶の湯が盛んに行われ、城下には南蛮人など異国の人々との交流もあり、桃山文化盛栄の地となりました。
佐賀県名護屋城博物館では、かつて名護屋城に置かれ、華やかな桃山文化を象徴する「黄金の茶室」を令和4年3月に復元・公開しました。
本展では、この公開を記念し、多様な特色をもつ桃山文化の中から、特に名護屋城に関連の深い「黄金」、「茶の湯・能」、「桃山絵画」、「南蛮文化」をテーマとし、桃山時代を代表する一級の資料・作品を一堂にご紹介します。
美しく輝いていた「文化都市」肥前名護屋の姿を、是非ご覧ください。
※月曜休館(祝日の場合は開館し翌日休館)